【苦手な数学を武田塾で克服!】一橋大学社会学部に合格!国広さん編

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みなさんこんにちは、武田塾の高田です。
今回も武田塾で合格を掴み取った生徒さんの合格者カレンダーをお届けします。

今回紹介する生徒さんは武田塾 円町校に通いながら東京都国立市にキャンパスを構える国立大学で、65.0〜67.5という高い偏差値を誇っている一橋大学 社会学部に合格を掴み取った生徒さん、国広さんです。

一橋大学は日本でもトップクラスの偏差値を誇っていると言われており、偏差値が低く出る駿台でも63.0~64.0という高い数字をたたき出しており、その次の河合塾では67.5、東進だと70∼71と言われています。

また、一橋大学は、“国内の競争環境の枠組みから出て、国際的な競争環境の中で、世界の有力大学として伍していく必要があるため、「研究力」、「社会との連携」、「国際協働」の3つの領域において、すでに国際最高水準に位置していることを申請の要件として設定”されている、要するに、“世界のトップ大学と競い、イノベーション創出のけん引役となる国立大学を育てる枠組み”である指定国立大学法人に認定されています。
引用:文部科学省|指定国立大学法人制度について

この指定国立大学法人に指定されると“規制緩和の対象となり、出資できる企業の対象が広がったり、余裕資金の運用がしやすくなったりする”とされており、2021年12月時点で指定国立大学法人に指定されている大学は一橋大学の他にも、東北大学・東京大学・京都大学・東京工業大学・名古屋大学・大阪大学・東京医科歯科大学・筑波大学・九州大学の計10校です。
引用:ニュースイッチ|【キーワード・30秒解説】指定国立大学

今回は、そんな難関大学の1つ、一橋大学に合格を掴み取った国広さんの合格までの道のりや受験勉強のエピソードを徹底分析していきましょう!

出身高校は京都の進学校

国広さんが通っていた高等学校は京都府にあるカトリック系のミッションスクールの「学校法人ヴィアトール学園 洛星中学校 洛星高等学校」という新学校に通っており、京都大学や国立大学の医学部を目指す生徒さんが多く在籍しており、東京大学には10名前後・京都大学には50∼60名ほどの進学実績があるほど。

洛星高等学校は高校受験での入学を募集しておらず、中学受験からしか生徒さんを募集していない中高一貫校となっており、中学校の偏差値はなんと63.0と非常に高い水準を誇っています。

そんなレベルも偏差値も高い高等学校に通っていた国広さん。
元から天才なのではないか?武田塾の力は必要ないのではないか?と思うほどです。

しかし、数学と英語の点数が悪く、学校の定期テストでは赤点ぎりぎりの時もあったり、英語に関しては単語からできていないところなども多く、全体的に基礎が疎かな状態でした。高校2年生の春から武田塾に入塾をし、2年間特訓を重ねます。

一橋大学は京都大学くらい難しいとも言われており、国広さん自身で希望を出した「東京大学・京都大学・一橋大学」は「数学どうしよう・・・」「厳しいかな・・・」という手応えから始まりました。

学校の先生は割と放任主義な先生だったので、塾に通って志望校合格を目指すと伝えたところ、「塾に通うのならば頑張れ」と言われた程度だったそうです。今振り返ってみても、当時、一橋大学に合格することはかなり厳しい状況でした。

洛星高等学校と聞くと世間一般では進学校で頭のいい生徒さんしかいないイメージがあると思うのですが、実際は上下の差が激しく、勉強をしない人は本当に勉強をしないタイプの学校なんです。

国広さんもその勉強をしないタイプの人でした…

武田塾を選んだ理由はとっても単純!?

現状では一橋大学への合格は難しいという状況の中、なぜ武田塾を選んだのか気になりますよね?
勉強方法に惹かれたから?合格実績がよかったですか?などいろいろと考えられる点はあります。

しかし、実際に武田塾を選んだ理由は「通学路にあったから」でした。

通学路にある塾に通いたかった国広さんは通学路に武田塾があることを知り、武田塾への入塾を決めました。東進ハイスクールもありましたが、東進ハイスクールは国広さん自身の勉強スタイルと合っていないと感じたため、武田塾に決めたそうです。

実際に武田塾の説明を受けたときは丁寧な雰囲気で、国広さん自身が苦手だと感じている基礎の克服と演習量を補うために武田塾で特訓を受けることにします。

そもそも勉強をしていなかった!?武田塾に通ってからの勉強法|科目別

高校1年生や・高校2年生の時は全く勉強が嫌いな状態で勉強週刊が余りありませんでしたが、武田塾に入塾後は武田塾に勉強スケジュールを管理してもらえるので、「やるしかない」という気持ちで取り組んだそうです。

高校2年生までは勉強をしないタイプの生徒さんで毎日の勉強時間は0時間に近かったものの、武田塾で勉強計画を立ててもらい、勉強内容を管理してもらうようになると「やることが決まっている」状態が続き、やることが決まっているとやろうという気持ちになり、国広さんにもスイッチが入りました。

入塾後2〜3か月をかけて徐々に習慣を付けていき、莫大な量の武田塾の宿題・課題もこなせるようになります。当時は武田塾の自習室を使うというよりは、家や学校の放課後を使って勉強することが多かった国広さん。

入塾2・3か月後は学習習慣が身につきますがそれでも1日の勉強時間は2時間程度とあまり多いとは言えない状況ですが、1日0時間に等しかった生徒さんが1日2時間も勉強するようになったのは大きな変化と言えます。

武田塾に入塾した高校2年生の春は英語と数学から勉強を始めます。
数学のルートが終わった後は現代文・古文・漢文あたりの対策に移りました。
国語は高校3年生の頭から始め、最終的には3教科全部の対策をします。

英語の勉強法

英語は1番最初から基礎まで学ぶことのできる参考書「大学入試 肘井学の ゼロから英文法が面白いほどわかる本」から始めました。一橋大学に合格をするような生徒さんでも、基礎中の基礎から教えてくれるような参考書から取り掛かるのです。

もちろん簡単な問題でも解いているとわからない点やつっかえる問題もあり、疑問に思った問題は1つ1つ丁寧に問題の確認を行い、間違えた問題に関しては重点的に復習を行います。

英文法の問題集は「大学入試問題集 関正生の英文法ポラリス[1 標準レベル]」を活用して勉強をし、国公立レベルの突破テストで躓いた際は「国公立標準問題集CanPass英語」で問題量をこなし、高校3年生の春からは「関正生のThe Rules英語長文問題集4入試最難関」「大学入試 レベル別英語長文問題ソリューション3 トップレベル」に挑戦。

志望校は一橋大学だと決まっていたので、高校3年生の秋からは一橋大学の入試問題で出題されがちな長文の対策に専念します。

武田塾の先生は国広さんが苦手な記述問題の添削を行ってくれる際、減点や加点ポイントを教えてくれたそうです。
解答を出したあとにどのように解いたのかを質問してもらい、その時に説明をした自分の回答内容にずれが生じたさいはその都度正していき、採点官に伝わる解答の書き方を教えてもらいました。

数学の勉強法

数学のルートが終わったのは高校3年生の頭頃というかなり速いペースで進みます。

数学はまず、「合格る計算 数学I・A・II・B」、そして問題集は「基礎問題精講 シリーズ」の「数学Ⅰ・A基礎問題精講」「数学Ⅱ・B基礎問題精講」から始め、これに関しては高校2年生の夏前までには完了。

続いて高校2年生の秋頃には「文系の数学 重要事項完全習得編」「文系の数学 実戦力向上編」に取り掛かり、「文系の数学 実戦力向上編」に少し時間をかけて丁寧に解き込み、その次は国公立標準問題集 CanPass 数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bにチェンジした頃に高校2年生が終わります。

学校のテストでは赤点ぎりぎりという点数を取っていた国広さん。
典型問題の解き方を押さえたことで応用が利くようになり、壁を乗り越えることができたそうです。

実際に武田塾の先生たちは問題の解き方や書き方を指導してくれたり、数学のノートの使い方を指摘してくれて、紙の半分に計算の過程を書くように工夫をしました。

数学の受験勉強は全体的に順調に進みますが、計算の速度で足を引っ張る部分がありました。

受験勉強のターニングポイントは?

武田塾では、
①日大レベル
②MARCGレベル
③早慶レベル
④地方国公立レベル
⑤東大レベル….
等のように段階が決まっており、各段階を突破して次のレベルに行くためには、段階突破テストで8割以上を獲得する必要があります。

実際に国広さんも日大レベルから始め、各レベルの段階突破テストを受験して合格し、徐々にレベルを上げていったのですが、高校3年生の時に受けた英語の段階突破テストで地方国公立レベルに苦戦したことがターニングポイントの1つでした。

地方国公立レベルでは東京大学や京都大学レベルの難しい長文に挑むことができるのか、国公立レベルの長文を突破できるのかというテストに高校3年生で挑戦しますが、ここで初めて停滞に直面します。

単純に演習量が足りなかった点と問題との相性も原因の1つであったと分析をする国広さん。

なかなか問題が解けず、苦戦していると紹介してくれた別の参考書「国公立標準問題集CanPass英語」を活用して量をこなしていくうちに問題が解けるようになり、国公立レベルの壁も突破できるようになりました。

国公立レベルから一橋大学との壁

国公立レベルも突破し、一橋大学の対策にフォーカスしますが、国公立レベルと一橋大学では壁があったそうです。

一橋大学の英語は非常に長いです。
問題1つ当たりの文字数が膨大なため、どの様に対処するのかについては一橋大学の過去問を活用したり、「やっておきたい英語長文1000」の超長文と言われる問題が掲載された問題集を活用して対策を徹底しました。

また、一橋大学は数学が難しいというイメージの通り数学のレベルも高いのですが、文系の生徒さんが数学を受験するのであれば「理系数学の良問プラチカ 数学1・A・2・B」がいいということを聞いており、1・A・2・Bの理系を先にやるように言われていたものの、国広さんは文系数学の良問プラチカ 数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bを先にやっていたそうです。

しかし、最後の最後は得意な分野と不得意な分野があり、一橋大学の数学は整数と確率の点数を確保すれば英語や社会で巻き返せると考え、一橋大学の分野特化型になり。整数と確率をゴリゴリに詰め込みました。

京都府在住なのに京都大学ではなく、一橋大学を目指した理由は?

京都府在住の国広さんですが、なぜ京都大学や大阪大学を目指す生徒さんが多い中、一橋大学を志望校にした理由としては、もともと地理が大好きな国広さんは難しい問題や面白い問題を出す大学に興味があったそうです。

一橋大学の二次試験では経済学やデータを絡めた問題が出題されるため、東京大学よりも難易度が高いと言われており、地理が大好きだった国広さんは「この問題を解きたい!」「俺はこれで点数を取りたい!」と興奮を覚えたため、地理が強い一橋大学、さらに地理の配点が1番高い社会学部を志望したとのことでした。

一橋大学の社会学部は地理の配点が1番高く、数学の配点がかなり低いのが特徴。
だからこそ数学も一橋大学の過去問特化型で進めることができたという点もあります。

高校3年生・受験勉強最後の1年。そして一橋大学合格|まとめ

高校3年生では部活などで忙しかったものの、部活の合間に勉強をし、須磨次官で行った勉強の積み重ねが功を奏しました。

オープン模試では、
英語:130/250 偏差値:55.7
数学:120/200 偏差値:62.1
国語:69/120  偏差値:65.8
地理B:91/150 偏差値:71.6
英数国地型:410/720 偏差値67.5
という結果で一橋大学の合格判定でA判定。更に全体受験者数471人ちゅう11番目という結果を取ってからは確信に変わり、共通テストでは743/900点という8割オーバーの高成績をたたき出し、一橋大学の二次試験でも力を発揮して無事に合格を果たしました。

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